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BRAHMS 弦楽五重奏 第2番

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②ブラームス作曲 クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
 弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 作品111

この2曲はブラームスが晩年に完成させた、彼の室内楽曲の代表作品です。
1890年秋、57歳を迎えたブラームスは既に勲章や故郷ハンブルク名誉市民の称号を贈られるなど、
栄光の頂点に立ち、名声も不動のものとなっていました。
しかしこの頃、ブラームスは創作力の限界を痛切に感じ、持ち物を整理して遺書を書き、
引退を考えるまでになっていたと言われています。
この時期、ブラームスは友人宛の手紙にこう書き綴っています。

「私は、もう年をとりすぎたと思うし、精力的にはなにも書かないと決心した。 私は、自分の生涯が十分に勤勉なもので、達成されたと思ったし、人に迷惑をかけない年齢となり、いまや平和を楽しむことができると考えた」

そんなブラームスでしたが、翌年、マイニンゲンの宮廷楽団のクラリネット奏者であるリヒャルト・ミュールフェルトという人物に出会います。
彼の演奏するモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」、ウェーバーの「クラリネット協奏曲」に感銘を受けたブラームスは
クラリネットのために「三重奏曲 Op.114」、「五重奏曲 Op.115」と二曲の「クラリネットソナタ Op.120」を書き残しました。
特にクラリネット五重奏曲は晩年屈指の名作で、室内楽の代表作として知られています。

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