③フォーレ作曲 レクイエム 作品48
この作品は、モーツァルト、ヴェルディの作品とともに
「3大レクイエム」の1つとして有名です。
レクイエムは「死者のためのミサ曲」という意味で、
カトリックの「ミサ」で演奏されます。
レクイエムは現代に至るまでいろいろな作曲家によって作曲されていますが、
教会で演奏されるのが常識かというと、実はそんなことはありません。
少なくとも、モーツァルトの時代まではそれが常識でしたが、
ロマン派の頃から「教会で演奏してもいいけど、本当は演奏会用の作品だよ」
という作品が出始めてきます。
フォーレのレクイエムもそうだと言えるでしょう。
「私のレクイエムは、特定の人物や事柄を意識して書いたものではありません。
…あえていえば、楽しみのためでしょうか」
とスケッチにも残されています。
フォーレのレクイエムの特徴は、
なんと言っても天国的な優しさに満ち溢れていることです。
通常のレクイエムは、死の恐怖を表現した「怒りの日」が入るのですが、
フォーレはこれを取り除き、どこまでも美しく穏やかな音楽となっています。
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