③カプースチン作曲・演奏 8つの演奏会用エチュード
ニコライ・カプースチンはロシア出身のコンポーザー・ピアニストで
クラシック音楽とジャズを融合させた独自のスタイルが日本でも人気を博しました。
その原点となったのが、この自作自演のアルバムです。
この作品は、リストやショパンの伝統を受け継ぎながらも、
ジャズのリズムや即興的な要素を取り入れており、
ピアニストに高度な技術と表現力を要求します。
特に注目すべきは、各エチュードが異なるキャラクターを持ちながらも、
一貫してジャズのエッセンスを感じさせる点です。
第1曲「前奏曲」は、エネルギッシュなスウィング感と複雑なハーモニーが特徴で、
聴衆を一気に作品の世界に引き込みます。
第4曲「インプロヴィゼーション」では、即興演奏を思わせる自由なフレーズが展開され、
まるでジャズクラブにいるかのような雰囲気を醸し出します。
最終曲「トッカータ」では、激しいリズムと華麗なテクニックが炸裂し、
圧巻のフィナーレを迎えます。
ピアノの可能性を追求したカプースチンの世界観を体感できる1枚です。
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