①アリス=紗良・オット
ジョン・フィールド作曲 ノクターン全集
アリス=紗良・オットは、ドイツと日本のルーツを持つ国際的なピアニスト。
6〜7月に日本ツアーを控えた彼女が先月ジョン・フィールドの18のノクターンを全曲録音したアルバムをリリースしました。
1782年にアイルランドに生まれ、ベートーヴェンと同時代を生きたフィールドは
ショパンの作品で広く知られる作曲形式「ノクターン」(夜想曲)を19世紀に初めて作曲したといわれています。
当時、演奏家、教師、作曲家として大きな成功を収めていましたが、1837年に亡くなった後、
フィールドの名声は次第に薄れていき、彼が残した数多くの音楽的遺産は
ピアノのスタンダード・レパートリーから消え去ってしまいました。
しかしながらも、フィールドが創造した叙情的な「ノクターン」は、次の世代のロマン派の作曲家たちに大きな影響を与え、
そのうちの1人であるショパンは、フィールドのスタイルに共鳴し、自身のノクターンに取り入れ、
このジャンルをさらなる高みへと引き上げました。
最近フィールドの音楽に出会い、今回の録音に挑んだというオットは
「リスナーが『ノクターン』の起源を知るきっかけになってくれることを願っています」とコメントを寄せています。
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