

②ベートーヴェン作曲 チェロ・ソナタ全集
チェロのピエール・フルニエとピアノのヴィルヘルム・ケンプ。
この2人の巨匠によるベートーヴェン《チェロ・ソナタ全集》は、
チェロとピアノという2つの楽器が、単なる伴奏と旋律の関係を超え、
対等な対話を繰り広げる音楽の理想形として、長く語り継がれている名盤です。
以前にもベートーヴェンのチェロ・ソナタを取り上げたことがありますが、
今回のCDはベートーヴェンが生涯で残した5つのチェロ・ソナタが全て入っています。
初期・中期・後期にまたがって作曲されたこの作品群には、
ベートーヴェンの作風の変遷がくっきりと表れています。
第1・2番では古典的な均整の中に実験精神が芽吹き、
第3番ではロマン派への扉が開かれ、第4・5番では内省と精神性が色濃くなります。
この録音は、技巧を誇示するのではなく、
音楽そのものの深さと純粋な対話の精神を伝える演奏です。
ベートーヴェンがこの2つの楽器に託した「対等な芸術的パートナーシップ」の理想が、
ここに結集していると言えるでしょう。
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